土浦ベリルクリニック

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乳がんとは?セルフチェックや早期発見の重要性について解説

更新日:2025.7.28
公開日:2025.7.28

「胸に違和感があるけれど、病院に行くのはちょっと不安…」
「検診を受けたほうがいいとは思うけど、怖くて後回しにしている」

そんなふうに感じたことはありませんか?乳がんは、女性の9人に1人が生涯でかかる可能性があるとされる病気です。ですが、早期に発見できれば90%以上が治ることも分かっています。

この記事では、乳がんの特徴やセルフチェックの方法、検診の重要性について解説しながら、土浦市で女性も安心して受診できる「土浦ベリルクリニック」の乳腺外来についてもご紹介します。

乳がんとは?──30〜50代女性に多く見られるがん

乳がんは、乳房の乳腺にできる悪性腫瘍のことで、日本人女性が最も多くかかるがんの一つです。

特に30代後半から増え始め、40代後半〜50代前半にかけて発症のピークを迎えます。

主なリスク要因として、女性ホルモン(エストロゲン)の影響、出産・授乳経験の有無、家族歴(母親・姉妹が乳がんになったことがある)、閉経後の肥満、過度の飲酒などがあげられます。

これらに当てはまらなくても発症することはあり、「誰でもかかる可能性がある」ことが乳がんの特徴です。

セルフチェックで“気づく力”を身につける

乳がんの早期発見には、日常的なセルフチェック(自己触診)がとても重要です。

セルフチェックのタイミングとしては、生理が終わって1週間以内(乳房がやわらかく、しこりを感じやすいため)か、閉経後の方は月1回決まった日に実施すると良いと言われています。

セルフチェックのポイント

1.鏡の前で左右の乳房に“くぼみ・ひきつれ・左右差”がないかを見る

2.乳首のただれ、分泌物(特に血液)が出ていないかを見る

3.指の腹で乳房全体をまんべんなく触れる(外側から中心へ、脇の下も含む)

4.寝た状態やシャワー時にもチェックする

乳房に“しこり”を感じる、乳首から分泌物が出る(血液が混じっている)、乳房や乳首のへこみ・ひきつれ、わきの下のしこり・腫れ、乳房の皮膚が赤くなる・ただれるといった変化があれば受診をしてください。

セルフチェックは医療行為ではありませんが、“気づくきっかけ”になる大切な習慣です。

乳がん検診の重要性と検査内容

乳がんは早期であれば90%以上の治癒率が見込まれます。無症状のうちに検診で見つけることが、命を守る第一歩です。

推奨される検診の頻度として、40歳以上の方は2年に1回の乳がん検診が推奨されています。また、家族歴がある方は、より早いタイミングでの検査も検討ください。

検査方法は主に2つで、1つ目のマンモグラフィは、乳房を圧迫して撮影するX線検査です。石灰化の発見に優れています。2つ目は乳腺エコーで、超音波で乳腺の状態を確認できます。若い方や乳腺が発達している方に向いています。

女性でも安心して受診できる「土浦ベリルクリニック」の乳腺外来

土浦ベリルクリニックの乳腺外来では、女性の検査技師がマンモグラフィやエコー検査を担当しています。プライバシーにも配慮した診察環境で、初めての方でもリラックスして受診していただけます。

当院の乳腺外来は、検査は女性技師は担当しており、日本乳癌学会乳腺専門医が丁寧に診察しています。また、乳房超音波検査やCT検査に対応しており、超音波検査による乳がん検診も可能です。

土浦市で乳がん検診をご検討の方へ

乳がんは、誰でもかかる可能性がある一方で、早く見つけて治療を始めれば予後がとても良い病気です。ふと「不安」がよぎったとき、健康診断で要精密検査になったとき、家族のがんをきっかけに「自分も調べよう」と思ったときこそが、行動のタイミングです。

「乳がん 土浦市」で検索している方、セルフチェックで違和感を覚えた方、どうぞ安心して土浦ベリルクリニックにご相談ください。